
IWC オートマティック スクエアケース Ref.1161
IWCのアンティークが、腕時計通販大手のJack Roadさんに入荷していたので、ご紹介。
珍しいスクエアケースのモデルで、搭載しているキャリバーはIWCの自社キャリバーCal.8541だそうです。
Cal.8541は、1950年代のCal.852からの流れを汲む、IWCの自動巻で、有名なローターの巻き上げ機構ペトランシステムを搭載しています。
当時のIWCの位置づけは高級実用時計ブランドというもので、パテックフィリップなどの美術工芸品的な価値を持つ時計とは一線を画し、場合によっては相当にハードな使い方も前提に設計されています。
そこで、パテックあたりの繊細で美しいムーブメントとはまた違った、個々の部品が肉厚で、耐久性や整備性を重視した、質実剛健なムーブメントです。
70年代というと、すでにクォーツショックが始まっている頃で、IWCの経営状態は低迷し始めていたか、どうか、という時期でしょう。
しかし、この時計を見る限り、そうしたことを全く感じさせない、美しいモデルに仕上がっています。
ケースサイズは34mmとアンティーク時計らしい慎ましいサイズで、スイスでコンプリートサービスとケース、ベルトの交換を行っているそうで、Jack Roadさんの画像を見ても、とてもきれいで、アンティークとは思えないほど。
ベルトの尾錠も純正で、アーカイブ付属。
私などは、普段使いにするのなら、きれいな方が良いと単純に考えてしまいますが、病膏肓に入ったアンティーク時計のファンだときれいすぎるのが不満かも。
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