
<オリス>アートリエ スケルトン Ref.73475914051F
オリスのアートリエ コレクションのスケルトンです。
オリスは、ETAの汎用ムーブメントに手を加えて搭載している、基本的にはエボーシュのブランドですが、割合に低価格でありながら、ケースの造り込みなどは生真面目でコストパフォーマンスに優れたモデルを多数、出しています。
かつては、そうした特徴から、どちらかといえば機械式腕時計初心者向けのブランドと思われがちでしたが、2004年の創立100周年を超えるあたりからひじょうに魅力的なモデルを多数発表し、日本での人気も急上昇しています。
これは、優れたプロダクトディレクターを見つけた事が大きかったようで、現在のオリスはそのディレクターが全ての製品の基本的なデザインを手がけているそうです。
このアートリエ スケルトンは、オリスには珍しくダイアル(文字盤側)をスケルトンにしたモデル。
こうした意匠は、他のブランドでは機械式をアピールするために色々なヴァリエーションで発表されていましたが、オリスの場合、バックスケルトンはほぼ全モデルに採用され、そこから覗く赤いローターはお馴染みになっていましたが、ダイアル側をくりぬいたモデルはありませんでした。
このアートリエに先立ち、スポーツモデルのウィリアムズF1シリーズで、ウィリアムズ スケルトンエンジンがほぼ、最初の作例では無いでしょうか?
そのウィリアムズ スケルトンエンジンが市場に好評を持って迎えられたと言うこともあり、アートリエでもスケルトンモデルを用意したというのが、穿った見方かも知れません。
スポーツモデルのウィリアムズでは、ムーブメントはF1のエンジンを意識した見せ方をしており、レトロフューチャー的なモデルになっていましたが、古典的なドレスウォッチコレクションであるアートリエ(アートとアトリエを組み合わせた造語から命名されたシリーズ名)では、ルイ14世様式の装飾がエングレイビングされた、繊細な工芸品という雰囲気に仕上がっています。
別に限定品では無いのですが、人気に対して生産の追いついていないオリスだけに、市場ではあまり見かけることがない、珍しいアイテムです。
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